Papa Mode -パパモード-

パパっ子な娘との日常で学んだ事やパパとしての子育てについての考え方、悩みを、正直に、セキララに書いています。バツイチパパだけど・・・誰かの役にたてば幸いです。

5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(2)

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5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(2)

先日、私の祖母が亡くなった。娘にとっては曾祖母にあたる人物。
5歳の娘にとって、はじめて訪れた身内との別れ。

 ▼(1)はこちらから;
  5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(1)

そろそろ言わないと・・・と思いながら、なかなかきっかけがない。
そんな中、久しぶりに三つ編みをしてほしいとねだられ、
娘の髪に櫛を通しながら、ふっと「今だ」と思ったのでした。

「パパ、大事な話があるんだ」

「なぁに、ぱぱ?」

「○ちゃんはひいばあの事、好き?」

「うん、だいすき!」

「パパもひいばあ、大好きなんだ。でもね・・・ひいばあ、死んじゃったんだ」

少し黙った後に娘は

「なんで?ひいばあ、なんでしんじゃったの?」

よく見ると、娘は泣いていました。

髪をセットするために背中を向けていた娘を
前を向かせて抱きかかえ、
5歳になっても大好きな立っての抱っこをしながら

 ・ひいばあは病気と戦ったこと

 ・苦しくなって負けそうになったこと

 ・天国にいるひいじいが助けにきてくれたこと

 ・ひいじいのところに行くかわりに、パパたちとは会えなくなったこと

ゆっくりと、しっかりと伝えました。

その後に娘は

「ひいばあ、びょうきとたたかってほしくなかった」

こう言いました。
おそらく、病気になってほしくなったと言いたかったのでしょう。
もちろん、私も家族もみんなそうです。

「ばあばもびょうきになっちゃう?ぱぱも?」

こう泣きながら聞いてくる娘に

「ばぁばやパパは大丈夫!」

そう伝えると、ようやく笑顔になったのでした。

1時間くらいは落ち込んでいましたが、
お昼を食べたあたりから、すっかり元気を取り戻した娘。

ふいに「ひいばあは・・・」と聞いてきては落ち込んだりしますが、
その後はまた元気になるという、そんな感じでした。

これからどういった感情になるのかは、まだわかりませんが
しっかりと親として支えていこうと思います。

ひいばあちゃんと一緒に写っている写真を見た娘の言葉。

「ひいばあ、もういたくないかな?ひいじいとあえたかな?」

しっかりと心の優しい子に育ってくれてると感じたのでした。

後日談
 ▼(3)はこちらから;
  5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(3)