Papa Mode -パパモード-

パパっ子な娘との日常で学んだ事やパパとしての子育てについての考え方、悩みを、正直に、セキララに書いています。バツイチパパだけど・・・誰かの役にたてば幸いです。

5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(3)-四十九日-

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先日、私の祖母が亡くなった。娘にとっては曾祖母にあたる人物。
5歳の娘にとって、はじめて訪れた身内との別れ。

 ▼(1)はこちらから;
  5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(1)

 ▼(2)はこちらから;
  5歳に身内の死を伝える。親として、父としての役目と心境(2)

季節外れの初夏のような週末。
祖母の四十九日をしてきました。

コロナの影響もあり、お墓側から参加者はなるべく少なめに、
多くても10名以下でとの事だったので、親戚の参加はナシ。
そして、火葬式には参加しなかった娘は参加。

私と娘は買ったばかりの新車(中古だけど)で、お墓に向かう。
仲の良い姪っ子が来る事、すこし着飾った(紺系のドレス)事もあり、
ひいばあとのお別れというより、みんなと会うイベントのような気持ちだったのでしょう。

これなら大丈夫かなと思いましたが、お坊さんが来て、
祖母(ひいばあ)の入っている骨壺を見た当たりから
私の母にしがみつき・・・心臓の鼓動が早くなっていると。

娘を私の方へ呼んだところ「ぱぱ、だっこ」とせがんできたので、
少し痛みが怪しい腰と相談しながら抱っこ、最後は私の父から
「少し離れて(娘の)気持ちを休ませてきたら?」の声に甘えて場を離脱。

告別式では頑張っていた8歳の姪も今回は一緒に離脱。
初夏のような暑さが重なったのも、子供達がきつかった要因かも。
(大人の我々もキツかったので・・・)

最後は一緒に焼香をし、無事にお別れを出来たのでした。
5歳でこうした経験をするのは早いのかもしれないけど、
大好きだったひいばあとしっかりお別れを出来た娘。

誰に言われるでもなく、手を合わせて「なむ」をしていたり、
ひしゃくと水の入った手桶を見て「これやりたい」とアピールしながらも
ひいじいとひいばあが入ったお墓に一生懸命に水をかけていたり。
心優しい子に育っているなぁと、親として誇らしい瞬間もありました。

帰りは眠そうだったので「寝ていいよ。よく頑張ったね、えらかったぞ」と声をかけ、
頭やほほを撫でたら、娘は笑いながら、びっくりするくらい早く眠りに落ちたのでした。
慣れない空気で、気も張っていたのででしょう。本当にえらかったぞ。

今回のシリーズもこれにて終了です^^
小さな子供の親族との別れ、意見は様々だとは思いますが、
これが我が家の取った選択肢でした。考えの一助になれば幸いです。

それでは最後に・・・
ありがとう、ばあちゃん。またね。